「履歴書」の書き方解説

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履歴書は、申請者ごとに作成します。15歳未満の者については、作成することを要しません。
文字の記載を誤った場合は、取消線を引いた上で修正してください(修正テープ及び修正液の使用は不可)。
筆記具は黒インクのペン又はボールペンを使用し、「消せるボールペン(フリクションペン)」や「鉛筆」は使用しないでください。
動機書以外の書類は、パソコンを用いて作成しても差し支えありません。

履歴書(その1)を作成する上での注意事項

氏名を記載します。
・氏名は漢字又はカタカナで記載してください。

 

年月日を記載します。
・日本の元号(昭和・平成・令和)で記載してください。

 

居住関係を記載します。
・一行目は出生地から始まります。日本で生まれた場合:出生届記載事項証明書、外国で生まれた場合:本国の出生証明書にて確認してください。
・二行目からは、住所を記載してください。マンション・アパート等の場合は、マンション名・アパート名及び室番号まで記載してください。住所が変わった場合最後に(年月日まで)を付けてください。
・~に移転(年月日まで)を記載してください。
・最後は現住所になると思いますが、年月日を書いていた所に(現在まで)と記載してください。
住所覚えてないという方へ・・・平成24年7月までに日本で暮らし始めた方は、「外国人登録原票」を取得すれば、平成24年7月までの住所を確認できます。
また、5年以内であれば、「住民票の除票」にて過去の住所を確認できます。

 

学歴・職歴を記載します。
・履歴事項については、古い年代のものから漏れなく記載してください。
空白期間の無いように注意!
・学歴は小学校から記載してください。
転校、中途退学、卒業の学部等についても記載してください。
大学・短期大学等の学歴について、卒業証明書又は卒業証書の写しの添付を求められる場合があります。
・職歴については勤務先だけでなく、担当した職種についても記載してください。
アルバイトについても漏れなく記載する必要があります。
現在の職歴の欄に(現在まで)と記載してください。

 

身分関係を記載します。
・申請人の両親や申請人に係る事項を記載してください。
結婚、離婚、出生、死亡を記載してください。

 

履歴書(その2)を作成する上での注意事項

氏名を記載します。
・氏名は漢字又はカタカナで記載してください。

 

出入国歴を記載します。
・(最近〇年間)は、原則5年間です。詳しくは、「帰化申請に必要な条件」をご確認ください。

 

期間を記載します。
・パスポートで出入国歴を確認するか、「出入(帰)国記録」を取得して確認してください。
・日本の元号(昭和・平成・令和)で記載してください。

 

日数を記載します。
・出国日、帰国日も含めての日数になります。月をまたぐ場合は間違いやすいので注意が必要です。

 

渡航先の国を記載します。
複数渡航した場合は、「中国・香港」と並べて記載してください。

 

出国の目的、同行者等を記載します。
・旅行や出張などを記載してください。

 

技能・資格を記載します。
・運転免許証を持っている場合は、免許を取った日・免許の種類、免許番号を免許証で確認し記載してください。
・技能・資格ごとに、取得日、名称、免許番号や合格番号を記載してください。
・特に資格がない場合は「なし」と記載をしてください。

 

使用言語を記載します。

・使用言語欄については、本国における親族・友人との間で主に使用している日本語以外の言語を記載してください。

 

賞罰を記載します。
・交通違反や犯罪歴について記載してください。
交通違反について覚えていない場合は、「運転記録証明書」を取得して行政処分の前歴を確認してください。

 

確認欄は記載しません。

その他の書類

「帰化許可申請」の書き方解説
「親族の概要」の書き方解説
「動機書」の書き方解説
「生計の概要」の書き方解説
「事業の概要」の書き方解説

 

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