オンライン申請やってみた!2

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情報:在留申請のオンライン手続|出入国管理庁

オンライン申請での注意事項

令和4年3月から、在留資格のオンライン申請のシステムが新しくなりました。

在留資格のオンライン申請は、令和元年から運用が開始されました。以前は外国人受け入れ企業向けのシステムであったため、行政書士は受任した企業ごとに利用登録しなければならず、スポット契約の多い当事務所には不向きでした。

今回の変更で、行政書士個人で利用登録が可能となったため、当事務所でもオンライン申請の利用を始めました。

オンライン申請できる人の条件が緩和されたことで、外国人本人が申請できるようになりました。また、オンラインで利用登録をすることができるようになったので、使いやすくなりました。

 

今回は、オンライン申請する時の、注意事項をまとめてみました。

 

在留期限が迫っている場合

在留期限の最終日(在留期間満了日の当日)に在留申請オンラインシステムで申請することはできません。

窓口申請の場合は、在留期限当日に申請することが可能なので、窓口申請を利用しましょう。

 

永住申請の場合

オンライン申請は、永住許可申請に対応していません。永住申請の場合は、申請人の住居地を管轄する出入国在留管理局の窓口で申請してください。

オンライン申請が可能な在留資格については、「利用可能な申請種別及び在留資格(対象範囲)」をご確認ください。

 

在留カードの裏面のスタンプはありません。

窓口で申請した場合、在留カードの裏面に「在留資格変更許可申請中」「在留期間更新許可申請中」のスタンプが押されます。

しかし、オンライン申請の場合は、在留カードの提示を行わないので、裏面のスタンプは押されません。

申請後に送付される「受付完了メール」を在留カードとともに提示できるようにしてください。

※メールを印刷した紙を携行する、スマートフォンにメールや画像を保存する等、いつでも提示できるようにしましょう。

 

入力時の注意事項

「在留申請オンラインシステムの申請項目入力時の注意事項について」

オンライン申請の申請項目には、入力する必要のない項目にも、システム上で入力を求められる場合があります。

入力していないと申請の不備として申請手続きを進めることができません。

システム改修作業が完了するまでの間、入力方法に注意してください。

 

例「特定技能」を希望する方への注意事項

「派遣先」に関して、直接雇用である場合

「所属機関名(派遣先なし)」 と入力する。

所属機関に関する情報を再度入力する。

※A所属機関に所属し、派遣先がない場合は、
A所属機関の法人番号、所在地、電話番号、代表者の氏名を
再度入力してください。

派遣期間(始期)を「1900年1月1日」 と入力する。

派遣期間(終期)を「1900年1月1日」 と入力する。

 

「外国人を労働者派遣の対象とする場合に入力」に関して、直接雇用である場合

(27)「無」にチェックしてください。

(28)「無」にチェックしてください。

 

在留カード等の受け取り方法

新しい在留カード等の受け取り方法は、郵便もしくは窓口を選択することができます

ただし、受取窓口は、住所を管轄する出入国在留管理局窓口となります。

例:名古屋在住の方の申請をオンラインで行った場合、審査は名古屋出入国管理局で行われます。

新しい在留カード等の受け取りは、郵送もしくは、名古屋出入国在留管理局で行ってください。

大阪出入国管理局の窓口で受け取ることはできません。

 

受け取り方法は変更することができます。

申請の際に、受け取り方法を選択することができます

受け取り方法は、「申請完了」「審査中」の間は変更できますが、

「審査完了」「発行待ち」となったものは、変更することができません。

 

郵便でしか受け取りできないもの

・在留資格認定証明書

 

窓口でしか受け取りできないもの

・同時に再入国許可申請や資格外活動許可申請を行っている場合

・在留カードの交付ではなく、旅券への証印により許可を行う場合

・在留カードの漢字氏名併記の申出を行う場合

・在留カードの有効期間更新申請を伴う場合

 

郵送による在留カード等の受け取り方法

審査が完了した際、登録のメールアドレスに受け取り方法についての案内が届きます。

そのメール内容に従って、東京出入国管理局おだいば分室宛てに、在留カード等の交付に必要な書類を郵送します。その後、おだいば分室から新しい在留カードが届きます。

場合によっては審査完了から新しい在留カードの受け取りまで、1週間程度かかることもあります。

新しい在留カードの受け取りを急がれる方は、あらかじめ窓口受け取りを選んでおくことをおすすめします。

 

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