お客さんから「就労ビザが欲しい」とか「結婚ビザが…」と言われるんですが、厳密にいうとビザは外国にある日本大使館とか領事館(日本公館という)で、手続きするもので、日本国内では手に入りません。
このお客さんが欲しがっているものは、在留資格であって、日本に滞在する外国人が付与されるものです。在留資格とは、外国人が、日本に在留しようとする場合に必要とされる在留の許可です。
活動に基づくものと身分・地位に基づくものに分けられており、前者は「技術・人文知識・国際業務」「留学」など、後者は「日本人の配偶者等」「永住者」などがあります。
ただ、こんな細かいことを気にするのは入管職員か申請取次の行政書士・弁護士くらいです。
私もビザの方がお客さんに伝わるので、いろんな場面で濫用しています。